放射温度計の仕組みと不思議

“放射温度計というのはとても便利ですが、とても不思議なものです。
もちろん、私たちの普段の生活にはほとんど登場しない機器ではありますが。

なにが不思議かというと、放射温度計というはものに触れずにそのものの温度を測ることができるという点です。
言うなれば、非接触型温度計、パスモカードのような趣があります。

触れずに感知することができるので、とても熱いものの温度を私たちは触れずに測れますし、動いているもの、作動中の機械などを止めずに温度を測ることができます。
これによって、危険を回避しつつものの温度を計れたり、作業効率を下げずに検査したりすることが可能となるのです。

この放射温度計は物質の赤外線などを感知することによって、そのものに触れずに温度を計測します。
精密な機械なので、精度を保つために校正という検査を行う必要があります。

こうした機器の点検校正の業者がありますので、そこで放射温度計が正しく動いているかを検査し、校正の証明書をもらいます。
こうすることによって放射温度計の数値の誤差を確認し、きちんとした計測を保証できるというわけです。

普段の生活では、目に触れる機会は少ないとは思いますが、こうした不思議な機器によって成り立つ仕事もあり、必要不可欠とされる現場もあるのです。